おもちゃと知育の総合情報サイト

おもちゃが子どもの知育に与える影響

意外と侮れないおもちゃが与える触覚の刺激

触覚は他の五感の代わりになる

皆さんは、高級な肌触りで有名な「今治タオル」の開発に、視覚障害者の方が関わっていることをご存知でしょうか。あの絶妙な肌触りは、実は触覚を極限まで研ぎ澄ました視覚障害者によって支えられているのです。

視覚障害のある人は、触覚が特に発達して、点字など細かいものを認識できるようになることは知られていますが、触覚を鍛えると、仮に視覚や聴覚に異常があっても、それを補い、職人級レベルの情報量を得ることができるようになります。言ってみれば、触覚は最大の「代替機能」になり得るのです。

普通の教育では、触覚に着目したカリキュラムはありません。だからこそ、知育の中で触覚を育てる必要があります。

子どもがよく触れるおもちゃは、触覚を育てる最大の教材です。十分に活用しましょう。

触覚を育てるおもちゃの使い方

触覚を育てるにあたっても、まず大切なのは赤ちゃんの「安心感」です。最初はお母さんの体のように柔らかいものから始めます。金属など冷えやすいものは避け、布などの常温のものから与えていきましょう。

いわゆる「おさわり」を始める段階になったら、今度は木材などの天然素材を与えていきます。正方形や円など単純な形から、次第に複雑な形に変えていきましょう。

積み木などで遊べるようになったら、今度は視覚とのコラボレーションを始めていきます。同じ形のものでも、違う色のものを与えたり、同じ色で違う形のものを与えたりするなど、複合的な情報に対応できるよう育てていきます。

ここで良く陥りがちなのが、「おとなしく遊んでいるからいいや」と大人が放置してしまう現象です。子どもは、触った時の発見を誰かと共有したいのです。是非、ひとり遊びだけではなく、家族や友達とコミュニケーションを取りながら触覚を育てて行くよう心がけてください。


この記事をシェアする